今週のお題「名作」
こんばんは。DOIC0330です。
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先週の「お題」。「お弁当」でスラスラ文章が打てた。
内容はしょぼかったが文章がノっている時は書いていて気分が良い。
「与えられた課題」に取り組むのが性に合うのかも?
…要は楽しかったので今週もお題に挑戦してみたよ、というだけの話です。
今週は「名作」。
少なくともグループ「読書の会」に所属していますので名作、と感じた本を紹介したい。
よかったらお付き合いください。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。
「名作」とは。
すぐれた作品。 名高い作品。
と、グーグル先生がおっしゃっています。
「古典」という意味ではないですね。優れていて、有名な本ということです。
そこでわたしがおススメしたい「名作」は、書店や書店員さんを題材に、元書店員さんである作家さんが物語にした本です。
わたしも元書店員ですので「書店」とついた小説などは気になります。
その中でもイチオシが、
「配達あかずきん」が第一作となる「成風堂書店事件メモ」シリーズです。
いわゆるお仕事モノですが書店の仕事や書店という日常の中にあるちょっとしたミステリーを題材にされています。
著者の大崎梢さんは元書店員さんでこの作品がデビュー作となります。
同じく元書店員の漫画家、久世番子さんによる漫画化もされているこちらの作品。
書店員の中ではかなり有名かと思われます。
仕事モノでもある本シリーズは「書店あるある」が詰まっているのです。
例えば、お店にやってきてお探しの本があった場合、店員さんに聞きませんか?
「この本どこですか?」
この本、が最近のようにインターネットが普及していて検索がある程度できる方なら問題ないんです。
もしくはタイトルなどをメモされていたら。
ところが、あわてんぼうなお客さんは覚えているうちに!とでも思うのかメモも取らずに走りこんできます。
「さっき!テレビで紹介していた本ある?!」
タイトル、著者や出版社など、探偵店員は一生懸命情報を聞き出します。
そしてお探しの本が解明された時の清々しさたるや。
「仕事した感」あります。
ましてお客さんに尊敬されたりもするので鼻高々にもなります。
逆にわからなかった時はすんごい悔しいのですが。
…横道にそれました。
こういった「書店あるある」が詰まっているのでたくさんの書店員さんがご存じなのではないかと。
発売当時はいろんな人に勧めたなあ…
ミステリー部分では配達先でのトラブルを解決したり、定期購読の雑誌を取りに来られないお客さんの行方を捜したり…殺人事件を阻止したり?!
実際のお仕事ではない部分ではありますがエンタメとして面白いと思います。
ちょっぴり恋の話も。
シリーズは第4弾まで発売されています。
余談ですが。
著者の大崎さんはダンナさんが高知県出身の方で高知県にもよくお越しです。
著作に「よさこい」を題材にした「夏のくじら」という青春小説も書いていらっしゃいます。
以上、書店員さんに有名で優れた本のご紹介でした。
補足になりますが、こちらもおススメ小説。
「書店ガール」
ドラマ化もされました。こちらは完全にお仕事モノ。
書店の存続のためにお互いを苦手とする女子二人が協力し合い立ち向かう姿が描かれています。
著者の碧野圭さんは元編集者さんです。
お会いしたことがありますがとても柔和な方で気さくに編集のお仕事などのことも教えていただきました。
「本屋図鑑 だから書店員はやめられない!」
現書店員さんによるお仕事コミックエッセイ。
(現在は退職されてイラストのお仕事をされているようです)
こちらも書店員あるある盛沢山です。コミックエッセイだから読みやすく、書店員さんの一日を体験できます。細かい書店うんちくも書かれており、トリビアとしてもおススメです。
青春新書のうんちくシリーズでも、
「うんちく書店」
という新書が出ています。こちらも漫画なので読みやすく、出版業界のことや古本屋さんのことにも触れています。
結局、名作だけに留まらずダラダラ書いてしまいました💦
書店員さんの生態について知りたいと思われたらぜひ読んでみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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